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【コラム】第1回荒川プロギング開催後、荒川の環境を考えてみる

先日3日(火・祝)、文化の日に、第1回荒川プロギングを開催いたしました。

荒川プロギングとは、グロービル主催のジョギングごみ拾い企画で、”Plocka upp(拾う)”+”Jogging”の新SDGsスポーツ。スポーツの秋にふさわしくジョギングで爽やかな汗を流しながら、ごみ拾い活動も行いながら環境に対する学びも得ることができた時間となりました。

荒川の流れる地域一帯は、国内2位の人口密度を誇り、その数に伴って大量のプラスチックごみが散乱している場所とされています。江戸川区は豊かな水資源を有しますが、だからこそ海洋プラスチック問題にも敏感な対応が必要な地域ともいえます。近年、「マイクロプラスチック」が、地球環境分野におけるホットイシューのうちの一つとなっていますが、まさに荒川沿いに捨てられたペットボトルなどのプラスチックごみは、雨や風で川や海に流れ込み、5mm以下のサイズに砕かれた「マイクロプラスチック」の状態で水中に漂うことになります。最終的には、私たちが口にする海の生物がエサとしてそれらを飲み込み、私たちの食卓にまで影響を及ぼしうるのです。

今回私たちが行った清掃活動は、もちろん抜本的な解決策とはいえませんが、そうした問題意識をもって少人数でも活動をしていくことで、将来的により美しい江戸川区や日本の環境づくりが各地で推進されていけばと思っております。

活動終了後、私たちがランニングしていないエリアも通ってみるとたくさんのごみが残っていて、やったところとやっていないところは歴然の差であると感じたので、引き続き他の場所でも活動を行っていきたいと思います。

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