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【活動報告】WCD2020・Global Village Societyオンラインごみ拾い企画

2020年9月19日(土)は、世界中で地球を一斉に綺麗にする日、World Cleanup Dayでした。

私たちGlobal Village Society(以下、グロービル)は、2018年よりWorld Cleanup Dayの活動に参加を続けており、今年で3度目のこの日を迎えることができました。

今年は、新型コロナウイルスの状況を考慮し、オンラインとオフラインのどちらでも参加できるような企画を実施しました。

オンライン参加者は10名、オフライン参加者については、活動開始時は12名であったところ、近所の学校の小学生たちが途中から加わってくれたこともあり19名、オン・オフ計29名で活動しました。

拾ったごみは、45リットルのごみ袋約10袋で、ごみの多くは、タバコの吸殻、ビン缶、ペットボトルでした。

具体的な活動内容に関して、オンライン参加者は、Web会議アプリのZoomを使って開会式と閉会式に参加してもらい、ごみ拾い活動は自分の住んでいる地域の公園や自宅周辺などで行うという形式をとりました。

一方、オフライン参加者は、手指の消毒やソーシャルディスタンスの維持に配慮しながら、実際に集まって2チームに分かれ、江戸川区の船堀ロードや西一之江4丁目公園(通称:トラ公園)などのいくつかのスポットでごみ拾い活動を行いました。

活動中、グロービルのチームがトラ公園でごみ拾いをしていると、公園で遊んでいた小学生たちが「楽しそうだからやりたい!」と声をかけてくれ、途中から一緒にごみ拾いをしました。
加わってくれた小学生たちは、ポイ捨てされたタバコの吸い殻の多さに驚きながらも一生懸命ごみ拾いに参加し、自分の住む町・環境をきれいに使うことの大事さを実感している様子でした。

グロービルとしても、実際の経験を通じたこのような学びの機会を子どもたちに少しでも多く提供する活動を今後さらに拡大させていきたいと考えています。

今回の企画においては、グロービルから参加者たちに向けて、「ポイ捨てされたごみが、風や雨で流されて最終的に海に辿り着き、それらが海洋を汚染し、生態系にまで被害を与えていること」、そして、「2050年には魚の数よりも海のごみの量の方が多くなると予測されていること」などを伝えさせていただきました。

途中から参加してくれた小学生たちにもこれらのことを伝えましたが、将来、自分たちが大人になった時に地球環境がどのような状態になりうるのかを知るきっかけになったのではないかと思います。

最後に、グロービルは、『みんなの地球を、みんなで幸せに。―“Be Happy, Global Village.”』という合言葉をもって活動していますが、この日の活動後にある小学生が発した、「掃除をしてハッピーになった」という言葉が非常に印象的でした。

地球という一つの大きな村全体を幸せにしようという私たちの目標は、この日のごみ拾い活動のような、一見小さな動きに過ぎない一つ一つの協力を通して、まずは子どもたち、そして参加者の心を幸せにする積み重ねで達成されるのだと気づかされた日となりました。
こうした気づきからも、今回、参加者が各自の場所で気軽に参加できるよう、オンラインとオフラインの両方でごみ拾い企画を開催したことは、私たちにとって、新しく、また大きな一歩であったと感じます。

グロービルの企画に参加してくださった皆さま、また、途中から加わってくれた近所の小学生の皆さん、本当にありがとうございました。

Global Village Society 運営一同

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